2011年03月22日

より良いアレルギー医療の実現のために

アレルギーに興味のある方々へ
 去る1月8日付小生より日本アレルギー学会理事長宛書状に対して下記により返書を受領しておりましたので報告いたします。尚、近日中に之につき質問状を出状予定しておりますことも付言いたします。  久我山アレルギー患者の会発起人 佐藤昭彦

≪平成 23 年 3月 7日
久我山アレルギー患者の会
佐藤 昭彦様

拝復
 初春の候、益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。
先日は、当学会に対しての御要望をいただきありがとうございました。
ご返事が大変遅くなり申し訳ございません。
貴殿がご指摘のようにわが国においては、免疫療法に使用可能なアレルゲンエキスが非常に少なく、アトピー型気管支喘息の主要原因アレルゲンであるダニアレルゲンエキスをはじめ、ハチアナフィラキシーの原因である各種ハチアレルゲンエキスも保険適用になっていない状況です。これまで日本アレルギー学会からも免疫療法に必要なアレルゲンエキスの早期導入を厚生労働省に要望してきました。確かに昨今の気管支喘息治療薬の進歩により吸入ステロイド薬を中心とした薬物療法が喘息治療の主流になってきておりますが、貴殿がご指摘のようにアトピー型喘息患者さんにおいては原因療法としての減感作療法(免疫療法)や環境整備が重要であることは、アレルギー医療に携わる医師として認識しておりますし、かつ私どもの施設でも実践しています。
 現在の治療法としては、薬物療法と免疫療法、さらには環境整備を総合的に組み合わせつつ患者さんの診療に当たることが、アレルギー専門医に課せられた責務と考えております。確かにわが国のアレルギー疾患医療については、西欧諸国と比べて遅れている面もあり、また一方進んでいる面もあります。使用可能なアレルゲンエキスの種類が少ないことは、明らかに遅れている点と認識しております。この点に関しては、これまでの経緯もあると思いますが、今後とも学会として企業や厚生労働省に強く要望していく所存です。
どうかご支援のほどお願い申し上げます。
 このたびは、日本アレルギー学会へのご要望の件、ありがとうございました。
 佐藤様始め、貴会の各位のご健勝をお祈り申し上げます。
敬具

社団法人のほんアレルギー学会  理事長
独立行政法人国立病院機構相模原病院 院長
                                 秋山 一男 印》
posted by AS at 17:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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