2007年07月26日

アレルギー医療改革のためにマスメディアに働きかける

平成18年1月13日
マスメデイア各社広報部御中

前略
  次の件につき貴社において記事若しくは何らかの報道特集として採り上げて戴ければ幸甚に思います。
テーマ: 日本のアレルギー診療の改革について
問題点
  現在の日本に於けるアレルギー診療は大半の医療機関で対症療法(薬物療法)に終始しており、アレルギー発症の原因の治療(予防治療=皮膚・鼻の粘膜・気管支等の過敏性の除去乃至減殺)がほぼ全くと言って良いほど行われていません。これについて厚生労働省及び日本アレルギー学会は早急に対策を採らねばならないにも拘らず、まともに取り組む姿勢を示していない。米国で確立したアレルギーに対する予防治療であるアレルギー免疫療法、別名、減感作療法があるにも拘らず、これには注目することなく、現在の日本のアレルギー研究センターの中枢ともいうべき国立病院機構の臨床センターをはじめとして医学界はこの治療法が確立する以前に米国などで行われていた思考錯誤の試験治療のいくつかをただ繰り返しており、この間に周知のごとく国民の多く(3割に達すると言っても過言ではない)がアレルギーに悩み続けている状況が深刻化しています。薬物療法の弊害も患者に重く圧し掛かっております。これらの改善が急務です。
提案したい施策
  上述の米国式減感作療法の更に進化した「長屋式減感作療法」を全国に広めてもらいたい。何故なら、この治療法は、応急的な対症療法に加えてアレルギーの原因を抑える効果として現在米国で確立している予防治療法である減感作療法を更に緻密且患者の特異性に合わせたアレルギー免疫治療法であります。この治療を我々患者は久我山病院の長屋宏医師の下で受け、他の医療機関で見放されたような患者の多くが軽快な日々を送れるに至っているからです。
参考のため以下に関連資料を添付いたします。
1 久我山アレルギー患者の会設立趣意書
2 独立行政法人国立病院機構相模原病院臨床研究センター長秋山一男氏との面談議事録
3 厚生労働省への陳情の記録(その他ご要望があれば専門家の資料の提出可能)
草々
久我山アレルギー患者の会
ラベル:より
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日本のアレルギー医療の改革のために

0相模原病院臨床研究センターセンター長に面談した議事録

訪問者 as,th
日時  2005年10月24日午後3時〜4時5分
     注 :本文中「私」はセンター長 〔 〕内は長屋先生のコメント   
( )内は筆者のコメントまたは聞き取り不正確を示す。     
1.減感作治療は行われているが、現在ではそれよりもより根本的治療として免疫療法に中心が移りつつある〔? 減感作療法そのものが正しくは「アレルゲン特異的免疫療法」と呼ばれ、世界中で最も広く普及して行われている「免疫療法」である。減感作療法以外の「免疫療法」としては「抗IgE免疫療法」などがあるが、それは最近始められてはいるが普及の規模がまるで違う。〕喘息の場合には、気道の炎症をとること自体は吸入ステロイドが中心になっていてそれと平行してアレルゲンに対する治療として減感作をやっているので決して減感作治療がない訳ではない。
2 長屋先生の減感作治療=アメリカはアレルギー反応が出たものの中で重要なものは全部やるで、ヨーロッパではこういう方式をとっていない。たとえば、カシュウ(?)の場合でも主なものはダニであったりでヨーロッパでは一種のアレルゲンに侵かさている場合にのみ減感作をやっても良いとしており、方式が異なっている。〔良いとか悪いとかではなく、統計的に有意義であることを示すためにやり易い1種のアレルゲンの研究データしかないということ。〕
3 長屋先生が前々から言われていますが、アレルゲンの供給元が鳥居薬品一社しかないのでそれが問題で、我々はHolliester-StierとかGreerなどから取り寄せたりするが数が少なく、それでも我々のところでは35種類位の皮膚テストをやっています。〔35種類位の皮膚テストを行ってもアレルゲン特異的治療を行わないのでは何の意味ものない〕
4 血中抗体はRAST法(?)で測れますが、今の日本の風潮〔風潮ではなく病気の原因を取り除くことが必要〕としては喘息も気道の炎症であるということからそこにばかり目がいって原因のアレルゲンをどうするということには注目されていない。〔それが最重要、気道の炎症の原因は吸入しているアレルゲンであるから、それが何であるかを見出すことが重要〕
5 私のところの研究は一応アレルギー中心なので、まず原因アレルゲンをしかも血中に抗体があることイコール原因アレルゲンでは決してないので実際の気道のアレルギー反応に何がかかっているかを特定した上で例えば環境整備だとか減感作などをやっていくという方針であります。〔やっていない!〕
6 診断治療に使えるアレルゲンを増やせということが重要で、このことは厚生労働省にも言っていますし、また保険診療についても前々から出してはいます。このことは是非、患者さんの側からも出して戴くのが重要だと思います。
7 減感作治療についての長屋先生のやり方=アメリカ方式i.e. アメリカではAllergist=Shot Doctorと言われているように減感作をやるのがAllergistとされているが、反応が出たものは全部やるというやり方。ただ,それはなかなか難しくて、反応が出たものは全部やるというやり方と、もう一つは反応が出た中から血中のIg抗体で直接関わっていないものもあるので喘息に直接関わっているもだけを対象にする方法がある。例えば、アトピー性皮膚炎の場合は皮膚炎にはなるが喘息にはならない。〔どういう意味か? アトピー性皮膚炎では主としてダニが皮膚炎も喘息も起こしている。〕 喘息の基本は気管支に過敏性があること、そしてそれにアレルギーに対する反応があってそれが一緒になって喘息の原因となる。従って反応が出たものは全部やるというのは一般的でない。
〔下線部:喘息の基本である気管支の過敏性はアレルゲンによって起こるアレルギー炎症そのものが原因であるから減感作によってアレルギー炎症を抑制すれば過敏性も減少する。〕
8 アレルゲンの入手先が鳥居薬品一社しかないことにも問題がある。広瀬氏は36種類、筆者は34種類のアレルゲンにつき減感作を受けていることについて、抗原研究会を介して入手しているのだと思うが、鳥居薬品ではとてもこんなに多く取り寄せることはできない。(アレルゲン取り寄せの方法は抗原研究会を通しているのかについての質問があり、当方から何らかの入手の方法があるのではないかと回答した。)日本では使用承認がないと保険適用がなく、患者負担となるので経済的にも足枷となっている。保険適用のないものについては患者とのInformed Consentがベースであり、しかも抗原研究会の場合、今はアレルギー協会と言っているが、この場合、医者が医者の名前で買って患者から後で支払ってもらう仕組みだと思う。
9 米国で一般に使われているものは日本にそのまま持ってくるようにはなっていない。新しい抗原を日本でやるにはそれなりの治験が必要だとされている。米国のものをそのまま日本で使うには結局普通の薬と同じ扱いで、日本では治験をしてそれらが診断薬としての効果をみてから適用になる。そんなことをやっていてはなかなか進まないのだが、保険に載せる規準が難しく、だから我々の作ったものを患者とInformed Consentを交わして使っているのが実情。現実に米国で実用化されていても日本では承認されない。例えば、Epipenという抗アナフイラキシー用の自己注射用の食塩がスズメバチに刺されたときに効く治療薬としてアメリカでもヨーロッパでも医者に行くまでの治療薬として認められているのに日本では認められていなかったのが漸く認められた。このように認められていないものは個人輸入となっておりこの面での自由化が望まれる。〔メルク社から発売されている。〕
日本で診断薬として認められるには人種差もあるのでまず日本で治験をやって厚労省に申請して認められてという手続きを経て使えることになるがなかなかその基準が難しく承認が得られないのが実情でこれがネックになっている。(当方から米国は人種の坩堝故そこで認められたものをあらたにチェックする意義について疑問はないのかについて指摘したところ)海外で実際に実用化されているものをBridgingと称して海外のデータを日本に輸入するというようにはなってはいる。例えば抗原なんかではある意味ではそれが来てべらぼうに何十億何百億儲かる薬ではないですから大したものにはならないと思いますが。このような手続きを省略できれば問題解決になるので患者サイドからの働きかけも有意義だと思うとのこと。
10 多分、日本で戦後最初にアレルゲンが大きな問題だとされたが、競合がないことが指摘される。日本では未だにピュアーなダニが抗原=アレルゲンとして治療用には使えない。今日日本で使われているハウスダストにも問題がある。例えばハウスダストの中身は日本ではダニが主要成分でも北欧ではそうではない。日本でハウスダストとダニで減感作をやると反応は同じだが、世界的にはハウスダスト=ダニなどと言うのはとんでもないことになる。だから患者とのInformed Consentにより輸入して使っている。そういう抗原が沢山ある。そういう意味でも直ちに海外のものをそのまま輸入するには吟味が必要とされている。〔米国製の標準化ダニエキスはAllergy Unitsによって内容が検定されている。〕海外での治療で良くなったことなどは是非とも公表して厚労省に海外の抗原輸入を働きかけることは有意義だと思う。我々からは前々から抗原を増やしてくれるよう難病対策室へ言っているので患者さんからも言って貰えれば厚労省を動かすのに力になると思う。
11 筆者の米国での治療経験では、米国(カリフォルニア、インデイアナ、ミシガン各州)での医師の減感作治療法は共通して所謂マニュアルに従った方法を取っていた(先ず最初の2ヶ月間は週2回ペースで注射をし、次の2ヶ月は週1回、更に次の週は2週に1回と患者の反応に関係なく注射を減らしていく方法で、1度筆者は調子が良くないので週1回の時期に2度目を注射して貰うべく病院を訪れたところ看護婦から追い返された経験があります。)のに比べ、長屋先生の治療法は患者の症状に合わせた遙かに緻密なもので、患者の判断で週5回でも6回でも注射が可能で且、注射そのものも前回の反応を前提とした量で長屋医師自ら行いその反応を逐一自らの指で確認して次回に備えるという徹底した感作の見極め方を貫くもであります。従って、回数を増やすことによって短期間に改善が期待できるという希望も湧いてきます。注射も反応も全て看護婦を介して医師が診ていた米国での治療経験とはその正確性においても症状に対する即応性において格段の差があることに疑問の余地がありません。ここに「長屋式減感作療法」が患者の症状に合わせた緻密な治療たる所以があります。勿論、米国での治療は予防診療を何もやらない日本の一般的診療に比べれば遙かに有効と言うべきです。(秋山氏はそれでも長屋式治療法には全部やるという点で同意できないとしていた。)
12 今年、厚労省の疾病対策課の方でリウマチ・アレルギーの対策委員会を作って、私がアレルギーの対策検討会の座長となり、そこで簡単に原因アレルゲンを特定;血中抗体があってもそれはアレルギーを起こす原因の候補にはなっても原因そのものとは限らないので、最終的に粘膜のアトピー反応とかアレルギーを起こすかというのは現時点では(吸入吐)試験しかない。これは患者にとって不快そのものといっていいしまた危険も伴なうが、出来るだけやりたくないがこれしか方法がないのでこれをやって、それに代わる方法がないか我々のところで今検討している。〔皮膚テストとRAST=特定の食物アレルゲンに対するIgEを測る血液テスト=が粘膜のテストと一致する論文は1978年に私共が発表している。この中では次ページに書かれている
(1)ヒスタミン遊離試験(血中好塩気球からの) 
(2)粘膜誘発試験 
(3)RAST(血中のアレルゲン特異的IgE抗体) 
(4)プリックテストが全て相関することを証明している。〕
例えば眼反応で結膜に抗原をさらすことによって反応をみるなどやるがどうしてもinvisibleであり、そこで血液を採ってラストでは血中抗体だけなのでヒスタミン遊離反応といって白血球の中の好塩基球に抗原をかけることによってヒスタミンが出てくる〔血中好塩基球によるヒスタミン遊離試験は我々も27年前に行っているので何も新しいことでも何でもない。〕、それは抗体よりももう一歩先のRecepterというか免疫反応で最初感さされたIg抗体が出来て細胞にくっついてそこに抗原が2度目に来たときにでるヒスタミンを抽出するというそこのところをみる検査が出来るようになったが、ここでも使える抗原が10種類位しかない。抗原に関しては国の内外で共通のものがあるのでそういうものについては海外からもってこれるようになってもらいたい。米国の実際の治療法をそのまま持ってくること(当方強調)のためには政治・行政のシステムを変えて貰わないとできないように思える。(リセプター)というもので日本で敗血症が多くなったということについて海外では何でそんなことになるんだということもあって、ただ抗原に関しては向こうのものと日本のものと違うものもあるが同じものについては是非使いたいし是非使えるように進めていきたい。
13 小児の喘息がよくなったということについては過敏性がなくなったということでは必ずしもない。減感作だけで治ったということについては矢張り過敏性が残っているので吸入ステロイドも使わなければならない。喘息が治ったかどうかについては基本条件は過敏性にあるので過敏性がとれれば治ったといえるが減感作をやめる時期については、やめてから30ヶ月のうちにアレルギーが出るか出ないかがひとつのポイントになるようである。いずれにせよ減感作と同時に吸入ステロイドが必要である。〔減感作によって過敏性が減じる。〕
14 減感作治療の重要性は最近見直されつつある。
広瀬氏の例では、170種のアレルゲンテストの中から36種に反応が出てそれを全部減感作注射をはじめ最初に喘息が治り次に手のアトピーが治った。4本の治療液で最初は5万とか50万分の1の濃度から始めていき最後は50分の1というように。これにつき秋山氏は50分の1というのは5種類混ぜているという意味で、ハウスダストは10倍液との説明。広瀬氏はこれまでの5年間で580本うった。熱心に注射に通っているので治ったように感じ、今はフルタイドもつかっていない。〔広瀬氏は吸入ステロイドを使うように勧められている。〕これについて秋山氏から過敏性が残っている場合には炎症をとめるために吸入ステロイドが必要とのアドバイスあり。減感作自体も過敏性にある程度影響するけれども吸入ステロイドの使用を薦めている。
15  広瀬氏より、このように良くなったので何とか長屋先生の後継者を作っていただきたいと願う気持ちが強まっている。医学界としてこのことを考えてもらいたいと思いを披瀝した。
16 減感作をやるという点では決して否定はしない。ただ全部やるかについては疑問が残る。〔どんな疑問?〕 
今までは減感作治療がなぜ効くかのメカニズムが判らなかった。その理由は、ひとつはアレルギーを起こすIgE抗体に対抗するIgG抗体を作ることによって反応を抑えるとされたが、ただどうもこれは?になってきて、今はピーフェルというリンパ球の働きをどうするこうするなどといわれるようになっているが、どっちにしても減感作療法、さらに進んだ免疫療法というよりTH1,TH2のバランスをやるためにいろんな科学的modifyしたものを使っている。〔やや古い。最も有力な説はRegulatory T cell(Treg)を誘発(induce)すること。これは抗原特異的でアレルゲンの注射量に比例して有効!〕
17 長屋方式ではないが減感作療法は特に花粉症治療については他でもやっている。
 例えば、理化学研究所ではより効果的な減感作というか免疫療法をやっている。
 小児については室内に長くいるのでダニ予防に環境整備だけでなく減感作も必要。
減感作、免疫療法のやり方は違っても抗原をより多く使えないと治療にも制約があるので、出来るだけ多く使えるよう患者さんの方からも政府に働きかけて欲しい。
政府は患者さんの声を無視できないと思うので是非働きかけてもらいたい。
今回のお話は我々と方向性が同じであることがわかった。抗原がもっともっと多く使えれば減感作治療も盛んになると思う。
現在行われている減感作としては:
・ スピード減感作とか        ――〔副作用の危険性〕
・ 日本医大の大久保先生(スギ花粉) ――〔舌下療法は喘息には効かない〕
・ 埼玉医大内科で減感作をやっている――〔未だにハウスダストを使っている。
Evidence-based Medicineに逆行している。時代遅れも甚だしい!〕
・ 新橋西口のビル3階ではアレルギーセンターでは信大先生、奥田先生
・ 昭和大学医学部でも減感作をやっている〔ハウスダストのみでやっても効かない。〕
以上のようにやり方は違うがやってない訳ではない。〔50年昔のやり方でやっても無意味、この点を改善すべくこの運動をしているのではないか!〕
我々のやり方ではアレルギー反応が34種類に出たからといって全部について減感作はやらない。〔だから有効な治療ができないと言っているのではないか!〕喘息にはICが関与していないものもある。アトピー型のように。それはIG以外に適用を考えなければいけない。〔大多数はアトピー型〕
18 最近の研究ではあるものに対する減感作をやることによってTH1/TH2のバランスが正常化しそのことによって他のものにも効くというのもありその意味で何も全部やる必要はないんだという考え方もある。〔「考え方」ではなく「実効」があるかないかが問題である。〕いろいろな考え方があるので長屋式だけが唯一の方法として進めることには同意できない。〔色々な考え方があるから、常に考えてばかりいて何もしないでいるよりは実効がある米国式減感作を今すぐ行って1人の患者でも助けた方が良いし、日本のアレルギー治療を推進する中心人物がこれでは、患者は永久に浮かばれない。〕これらは実効性も確認されており、実は総合科学会議の中で内閣府の花粉症改革の場で話したが、一般的な減感作療法は効果もあるが場合によってはアナフィラキシーも起こすので、そういうものを起こさない抑えるけれどもアレルギー反応を起こさないような治療法ペプチドセラピーという抗原を小さく切ってやる治療とか〔実験段階のもので10年以上話題に上っても実際の臨床には未だに利用されていない。ペプチドでは多くのペプチド抗原を作る費用が膨大で実用化は程遠い。〕、また同じ減感作でも、減感作の基本は副作用の出ない最も大量の抗原を使うことだから、やはり全身に副作用を起こす危険をともなっている。その危険がない方法として、大量の舌下減感作を千葉大でやっている。この場合には大量の抗原を使うのでお金の問題がある。あとはCPGといってH1/H2にシフトさせるような抗原をつけて注射をすることで短期間で何年にも亘らないで(アメリカでもブタクサでやっている)6回位で数年持たせる方法が開発されつつある。〔全て日本での実用には何年かかるか、40年以上前から分っている。ダニ抗原すら実用化されていないのに!〕
しかし、以上の研究はいまだ実用化にいたっておらず、現時点ではやはりConventionalな減感作治療に頼らざるを得ない状況にある。
19 抗原について日本で標準化されているのは杉だけである。
 吸入ステロイドはアトピー性であろうとノンアトピー性であろうと喘息の原形は気管の好酸球性の炎症であると好酸球性炎症がくるときにアレルゲンからIg抗体を介してくるときとほからくるときがある。好酸球性というところが共通、しからばその共通のところを治療すればいいということになる。〔好酸球はアレルゲンに反応して現れるので好酸球は二次的に炎症を起こしているので原因のアレルゲンに対する直接の治療が必要。〕しかもこの方法は手間もかからない。それが自宅でできるようになってくれればと思っている。〔?〕
結論として、我々訪問者の感想は、いずれの治療法にしても抗原が足りないということが現在の日本に於ける最大の問題故厚生労働省に対して訴えることとしたい。   
以上
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2007年07月04日

久我山アレルギー患者の会設立趣意書

表記について未だブログに載せていなかったことをお詫びしてここに掲載いたします。
           久我山アレルギー患者の会発起人  as
日本に於けるアレルギー治療の改善を訴える患者の会
(久我山アレルギー患者の会)
2005年5月
発起人

一 本会設立の趣旨 
近時、日本では、特に春先に大量の花粉が全国を飛散・猖獗を極め、多くの国民がこれに的確に対応すべき医療を受けられずにアレルギー症状に悩まされ続けてきています。花粉症に悩む人々が年々増加し今日では国民の3割に達するといわれています。
花粉症は現在では全国的問題となっているにも拘わらず、厚生労働省および日本の医学界はアレルギー治療の根本的な対策をとっているとは思えません。厚生労働省の承認の下に日本の医学界によって現在国内で広く行なわれている不画一・千差万別の治療実態では対処できなくなりつつあることを問題とせざるを得ません。
現在の日本のアレルギー治療の実態は、アレルギー疾患への対症療法に中心がありアレルギー疾患そのものの予防治療については未だ端緒についたに過ぎないのではないかと思われます。米国では花粉に対してだけでも64種類のスクラッチ・テスト溶液と減感作治療液が現在実際に医療機関によって使われているのに対して、日本では厚生労働省によって認められている日本製のスクラッチ・テスト用液は12種類また減感作用治療液は4種類に限られているなどテストはできても対応する治療液がないなど、現下の日本のアレルギー治療のレベルは世界の先進治療の潮流の中で明らかに遅れており、この遅れた日本の医療事情を早急に改善させ、日本のアレルギー疾患に対する治療なかんずく予防治療を欧米並みのレベルに引き上げて貰いたい。
このアレルギー疾患の根本的な予防治療法として、欧米では既に半世紀以上も前から減感作治療法が主流として定着していると聞いておりますが、日本では全くといって良いほどこれが実施されていないのではないでしょうか。むしろ根本的な予防治療は大半の医療機関で無視されているといえるでしょう。アレルギー症状の根本的治癒を齎らす治療法を一刻も早く日本の医学界が採用して厚生労働省のバックアップ(保険上の対応も含め)のもとに国民をアレルギー疾患及びそれを原因とした皮膚疾患・呼吸器系疾患等の苦しみから解放される状況を創出すべきであります。
我々患者の会は、今日の医療環境の中で長屋宏医師のもとに、この減感作治療を基本にした長屋先生の緻密な患者個々の症状に応じた治療(以下、「長屋式減感作療法」)を受けてきており、その結果、その治療を長期且つ継続的に受けている我々患者の多くがアレルギー疾患から解放されつつあります。
その患者数については、長屋医師が米国から帰国してこの治療を開始されたこの15年間に延べ人数が1000人を超え、患者の居住範囲も久我山近辺に止まらず、静岡、愛知、大阪、沖縄に及び、現在も毎週ベースで治療を受けている患者数は100名を超えている状況であります。長屋医師が一人で対応できる限界を超えるこの患者数は如何にこの治療法がアレルギーに悩む我々患者達の苦しみを取り除いてくれているかを物語っています。このことをできるだけ多くの国民に知って戴きたいと願っております。
この治療法は日本で通常受けられる他の如何なる治療とも全く異なっており、これによりアレルギー症状に悩む国民が健康上且つ経済的にもより快適に過ごせる日本のアレルギー医療環境レベルを享受できるようになることを期し、この目標を一刻も早く実現させるため我々アレルギー患者自身が立ち上がる必要を感じます。
我々は前述のアレルギー治療の改善を目途に「長屋式減感作療法」を厚生労働省・日本医学界・マスメデイアに働きかけるため本会を設立するものであります。
二 当面の本会の具体的目標    
1 前提 
本会は「長屋式減感作療法」をアレルギー治療法の改革目標として全国へ広め且つその治療の担い手が途絶えることなく排出してくれることを当面の具体的目標としたいと考えますが、その理由はこの治療法が我々患者の受診経験のなかで最良の結果が出ていると感じているからであります。
2 米国での実情 
米国では減感作療法がアレルギー免疫療法として確立されておりますがそれはどちらかといえば画一的・マニュアルどおりの治療をすべての患者に当てはめているようであります。事実、花粉症のメッカといわれる米国中西部での筆者の経験でもこの地方で受けた治療の多くは画一的・マニュアル型治療であったことを敢えてここに指摘したいと思います。この経験から、確立した減感作治療を行う米国においてすら直ちに「長屋式治療法」ほどの緻密さが治療実態として一般化しているとは言えないのではないかと思えます。
3「長屋式減感作療法」の定義
「長屋式減感作療法」は、2つのカテゴリーに分れ、その第一は対症療法であり、第二が予防治療であります。対症療法では投薬治療により現に患っている苦しみを軽減することを目的としています。この治療法は現在日本で広く行われていると思われます。しかしこれは単に苦しみを和らげるだけでその苦しみの拠ってきたる原因の除去につながる治療ではないのであります。この原因の除去を目的とする治療がまさしく「長屋式減感作療法」の第二のカテゴリー即ち予防治療であるアレルギー免疫療法であります。
「長屋式減感作療法」は、米国で現在確立実施されているアレルギー免疫療法をさらに進化させた長屋先生独特のきめ細かな減感作治療法であります。長屋先生の治療法は、最大100種類を越えるプリック・テストに基づく患者各個のアレルギー症状に応じた注射液を作るところから始め、その日々の症状に応じた適量の注射液の投与とその反応に合わせた対応というきめ細かな治療を長期に亙り粘り強く行うものであり、これを症状にあわせ週2回を基本に行い、液の投与蓄積量が増すにつれその効果発生の長短は個人差はあるが確実に顕れており、このことは、以下に示される患者の実体験でその証明が窺い知れるところであります。共通して最重要といえることは患者側のこの治療を続ける長期に亙る堅固な意思であります。何故ならこの治療は継続的に通院が不可欠であるうえに即効性に欠けるが故に惜しむらくは少なからぬ患者がこの治療法に見切りをつけて辞めてゆくケースが少なくないのであります。けれども、辞めていった患者のなかにはこの治療に復帰している患者(筆者もその1人)も少なくないのではないかと思われます。
三 症例
  (花粉症)50歳の主婦
三十代半ばから花粉症を患っていたが平成9年長屋医師の治療をTVで知りこの治療を開始して7年の後マスクも頬かむりもしない普通の生活をおくっている例。
  (慢性気管支炎・喘息)66歳男性
当初毎日呼吸困難で死を覚悟していた状態で長屋先生の治療を開始したが目立った成果を感じずに何度か辞めかかった後、結果的に8年続いた治療の暁に毎週1〜2回の通院と1日1〜2回の吸入をするだけでほぼ普通の生活に復帰し、イネ科の花粉アレルギーがあるにも拘わらず毎週ゴルフを楽しめるほどに回復している例。
(アトピー性皮膚炎)34歳の女性会社員
アトピー性皮膚炎を30年も患い他の複数の医療機関でさじを投げられて長屋医師を訪れた患者の症状が2年で軽快し現在皮膚科の世話にならないで済んでいる例。
(気管支喘息)34歳主婦
中学2年に気管支喘息と診断され以後喘息の苦しみに苛まれ幾多の医療機関・漢方医の治療で成果なく、この治療を開始して7年の後現在普通の生活に復帰している例。
以上、現在長屋医師のもとで確実に回復しつつある症例は枚挙に暇がありません。
四 厚生労働省への具体的要望事項
  (具体的要望の背景)長屋先生はいまだに矍鑠としてはおられるとはいえ御高齢故に、患者のなかには現在の治療をいつまで受けられるかに不安を感じ、後継者ができるだけ多く輩出し日本国中いつでも何処でもこの治療を受けられる環境の実現を願う気持ちが高まっております。従って、我々患者の会は特に次の二点につき可及的速やかに実現すべく要望したいと考えます。
(第一の要望)「長屋式減感作療法」を全国に敷衍させるため、アレルギー学会が後継者育成に力を注げるようバックアップしてもらいたい。
(第二の要望)「長屋式減感作療法」は米国での治療を日本で実現するものであり従ってそれに必要な米国製のテスト用と治療用エキスが必要であります。これらは日本アレルギー協会を通して入手可能でありますが、現在保険でカバーされていないため自己負担が基本となり、このような患者の経済的負担軽減のため保険対策を実施してもらいたい。    
上記を当面の目標として我々久我山患者の会は会員メンバー一致結束のもと活動を開始することとしたい。
以上                                         
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聖路加国際病院理事長へ出状の報告

日本のアレルギー医療の改革を目指して、久我山アレルギー患者の会発起人より表記につき、以下の活動報告を致します。

聖路加国際病院
理事長 様

拝啓
突然の出状をお許しください。
私は18年前から日米両国でアレルギー治療を受けております67歳の喘息患者であります。
1981年に米国カリフォルニア州ロスアンゼルスへ駐在して6年目にアレルギー(急性気管支炎)を発症し、その後2年で喘息と診断されました。以後の5年間米国に駐在しておりました間、カリフォルニア、インディアナ、ミシガン3州に移り住みましたが、いずれの居住先でも地元の医療機関でアレルギー免疫療法を受けつつ普通人の生活を続けていました。しかし、1994年に帰国してからは同種の診療を受けられなかったために帰国後4ヶ月目に重篤な喘息発作に襲われ死に直面する日々を送ることになりました。ところが幸いにも米国のアレルギー免疫療法を日本で唯一行っている医師を探し当てることができ、以来この医師の治療を受け続けた結果立ち直ることができ、現在は普通人と変わらぬ生活をエンジョイしております。私の受診体験から、日米のアレルギー医療環境の違いにより日本では米国に比べアレルギー患者の救済が不十分であり、日本におけるアレルギー医療の改革の必要を痛感しました。
そこで、毎年3千人を超える喘息死を記録している日本において、今現在死の苦しみに苛まれている多くの喘息患者をはじめとするアレルギー疾患者が私が受診したような回復可能な有効な治療法を受けられるような医療環境になることを願い、日本に於けるアレルギー医療の改革を目指して3年ほど前に「久我山アレルギー患者の会」を立ち上げました。そして同会の発起人としてアレルギー患者の有志と共に政府(厚生労働省)、医学会(国立相模原病院アレルギーセンター長)、医療機関(久我山病院及びその親会社であるセコム)、マスコミ(朝日・毎日・読売・日経などの新聞各社、NHKをはじめとするテレビ各放送局)へ日本における現在のアレルギー医療の問題点を指摘しその改革が急務であることを訴え続けてきております。これらの活動については小生のブログ(後述)をご参照戴ければ詳細をお伝えできます。昨年7月に開設した小生のブログに対しては今日までのところ5400を超える一般人のアクセスを頂いております。しかし、政府、医学界、マスメディアからは残念ながら現在迄のところ何らの反応もない状態が続いております。
つきましては日本医学界における大御所であらせられる貴殿のお力をお借りできないものかと藁をもつかむ思いで不躾ではありますが本状をお届けする次第であります。
小生が「久我山アレルギー患者の会」を通じて提唱いたしておりますアレルギー医療改革は、端的に言って、日本において主流となっております薬物による対症療法への特化を改め、国連の世界保健機関(WHO)が認めるアレルギーの根本治療法であるアレルギー免疫療法を実現することであります。現在の先進国の中でアレルギー免疫療法を最新の医療技術レベルで行っていない国は日本だけと聞いておりますので一刻も早くこれを欧米並みに改善し、アレルギーの根本治療法を日本に広めるべく「久我山アレルギー患者の会」では各方面に働きかけております。我々の活動内容の一部は本書簡に添付いたしておりますが貴殿へのご面会をお許しいただければ直接ご説明してご理解を賜りたいと思います。どうか面会のお願いをお受けくださいましてご支援をいただけますよう衷心よりお願い申し上げます。
1994年当時私が患った喘息による死の恐怖から私を救ってくださったのが東京世田谷区所在の久我山病院アレルギー科部長の長屋宏医師であります。(長屋医師はノースカロライナのデューク大学留学当時偶然にご訪問された貴殿にお会いしておられるようです。)長屋宏医師の治療法はまさに米国で普及しているアレルギー免疫療法でありました。後に同封書類でご説明申し上げますがこの治療法は米国で現在普及しているアレルギー免疫療法を更に改良した医療ではないかと思っております。長屋医師の最近発刊の著書「日本のアレルギー診療は50年遅れている!」(メディカルトリビューン社)という著書にその科学的分析がなされております。私はこの治療を13年間受け続けております。私の場合はこの治療を受けてから8年目にして今日の健常者と変わらぬ普通人の生活を享受できるようになっておりますが、出生とともに重篤な喘息を患って30年以上にもなる患者がこの治療法を受けて僅か1ヶ月で発作がなくなったという症例もあると聞いております。また、他の主要なアレルギー専門病院(同愛記念病院、東大病院など)で見放されたような多くの重篤な喘息患者やアトピー性皮膚炎の患者がここ久我山病院で長屋医師の治療により回復の恩恵に浴しています。その数は枚挙に遑なく、現在までに900名を超えるアレルギー疾患患者が長屋医師のもとで治療を受けておりその多くが私のような健常者の生活を送ることができるようになっております。
しかしアレルギー疾患をもつ我々にとっての緊急の問題は日本でこの治療法を行っている医師が長屋宏医師をおいて他にいないということであります。しかも長屋医師は本年76歳の高齢であります。何とか早急に後継者を育てるべく各方面に働きかけておりますが一向に耳を傾けてくれるところがありません。     
そのため貴殿にせめて我々の念願するアレルギー医療改革についてご理解いただいてご支援いただけるかお伺い致します。ご都合をお付け戴ければ何時にても参上仕りますのでお時間を割いていただけるかお伺い申し上げます。このような突然の、不躾のお願いをご容赦ください。私はこの治療法により普通人の生活を取り戻せたご恩返しにと思い、日本のアレルギー医療改革に微力を尽くして参ります。
敬具
平成19年7月4日


久我山アレルギー患者の会
発起人 as

同封書類
1.「久我山アレルギー患者の会」設立趣意書コピー
2.長屋式減感作療法の真髄コピー
その他小生のブログをご参照いただければ幸甚です。
ブログURL: http://aregybyas.seesaa.net/
または「久我山アレルギー患者の会」
以上
posted by AS at 14:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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